津波てんでんこ・命てんでんこ🌊💗
【てんでんこ】めいめい。各々(おのおの)。それぞれ。
古くから三陸地方に伝わる言葉だそうです。
津波が来たら家族や知人を探すより自分がまず逃げる。それぞれが命を守ること。これは自分のことだけ考えていればよいということではなくお互いが救出しようとして危険に身をさらしてどちらもが犠牲になった、という悲劇的な事例に基づく教訓。
ツイッターを見ているとごく一部の方が利己主義と批判しているようですが、けっしてそのようなことではなく…「あなたも逃げて身を守って、私も逃げるから。そして生きて会いましょう」ということだと解釈しています。早とちりは私もよくしますので、責められませんが。💦
津波がおそらく絶対ないだろうところにいても、駅の構内に水があふれることもあるし、地震で孤立することもあります。その時、「てんでんこ」を思い出して罪悪感ではなくまずは自分を救出する判断ができればと思います。なんと端的で深いフレーズ。
私の拙い説明より詳しい記事がありました。ぜひ読んでみてくださいね。
なかでも児童・生徒562人全員が自らの命を守った「釜石の奇跡」は語り継いで、これから先に起こる地震を始めとする災害に生かしていきたいですね。🍀