寺田寅彦『天災と国防』(青空文庫による朗読)
災害について被害状況や背景にある問題について述べられています。
1948年つまり昭和23年には災害が多発しました。福井地震、アイオン台風(岩手県など)、九州北部の大雨は特に甚大な被害をもたらしました。
小学校の校舎の倒壊が多かったというくだりは、今からすると信じられないような事実です。背後に政治の問題があったようです。いつ何時起こるか分からない地震や台風に脅かされる校舎では安心して学べないし災害時の集合場所にもならないでしょう。
天災そのものは今でも防ぎようがないのですが、被害を小さくすることはできるはずです。過去に学びつつ起こり得る災害に備えましょう。🍂
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寺田寅彦 天災と国防